かなりサボっていましたが、患者さんからの声にお応えして、ぼちぼち記事を挙げていきます。
気が向いたら動画も挙げますが、恥ずかしいので、今のところは文章で。
春の病、代表的なのはなんといっても花粉症ですね。その他にはめまい、突発性難聴、耳鳴、頭痛、更年期症状の悪化などが急増します。
春になると陽気が強くなり、自然界も人間の身体も温かくなります。ところが、冷えのぼせがある人(足は冷えて上半身は熱っぽくなりやすい人)は上半身だけに熱がこもりやすくなり、特に頭に熱がこもり目、耳、鼻に熱性(炎症性)の病変を起こしやすくなります。胸にこもる人は、動悸や咳、喘息になりやすいです。
東洋医学では、こういった春の症状を総称して温病といいます。
治療法は、基本的に全て下半身を温めて、上半身を冷やすことです。ただし冷やすと言っても外から湿布や氷などで冷やすと作用、反作用の関係で逆に熱を生じてしまいますし、身体の深部に熱分を追いやってしまいますのでお勧めできません。。
症状がひどい時には、強制的に瀉熱治療を行うこともありますが、治療直後から効果を実感できます。
家庭でできる方法としては、上半身は保温して徐々に発汗させ、自力で熱を取り去るようにし向け、下半身は保温と同時にウォーキングなどゆっくりとした運動で末端まで血液を通わせるようにしましょう。
経験したことがない人にとっては眉唾ものに聞こえるかも知れませんが、実は、私たちの行う経絡治療は花粉症に絶大な効果を挙げることができます。どんな薬を飲むより良く効きます。
治療直後から鼻がとおり、眼の痒みが治まります。頭もスッキリしてきます。
もちろん重症者は何度か通って頂きますが、ほとんどの場合、治療する毎にスッキリ感を味わえることでしょう。
春の突発性難聴やめまいにも効果は高いです。上半身の熱をとって、下半身を温めるという基本的な治療に加え、耳や眼の特効穴を駆使することで、病院で治療するよりも効果が高いと喜ばれています。
また、経絡治療は、普段の生活の中でも罹患しやすいいろいろなタイプの風邪の諸症状に高い効果を現します。確実に体質が強くなっていくのがわかります。
咳や鼻水、頭痛、喉痛など症状がはかばかしくない時は、1度治療を受けてみて下さい。どんな風邪の症状でも確実に軽減します。