グロインペイン5(恥骨結合炎)ー最終章ー

 報告が遅くなりました。これが最終報告になります。

発症から約3ヶ月、13週経ちました。治療は、総合的治療を週一程度。調子がいいと10日〜2週

間くらい空けている状況です。

 患部の痛みは全くありません。8週目過ぎたあたりからは、運動も以前通りに行っています。

 たまにやり過ぎると患部に重苦しさが翌日まで残ったり、かばっていたせいで、他のところが

痛くなったりすることがありましたが、13週経った今では、それもなくなりました。

ランニングもほぼ通常通り(もともとあまり走れませんが)できます。

 昨日は、さっそく新しいシューズを買ってきました。

目標としていたテニスのパフォーマンスも(多分)元通りに戻ってきていると思います。

 ということで、今回の気まぐれ治験報告はこれにて終了させて頂きます。

 お付き合い下さりありがとうございました。

 

 

恥骨結合炎(グロインペイン)とは? 

 

 急激な股関節の開脚動作、負荷により、恥骨結合部、生殖器周囲に動作痛、自発痛を起こします。

 原因は、主に激しい運動、または出産で発症することもあります。ひどい時は寝返りや歩くこと

もできず、少しでも開脚しようとすると激痛が走ることもあります。前駆症状があることも多く、

鼠径部や股関節に異常を認める人は注意が必要です。

 

治癒までの経過が長く、スポーツ選手は引退に追い込まれることも珍しくありません。

通常、日常生活での不安がなくなるまで3ヶ月から1年以上かかると言われています。