前回投稿後2週間が経ちました。
ちょうど緊急事態宣言からも2週間ということになります。
テレビのニュースを見ていますと、悲観的な話ばかりが協調され、事態は好転するどころか、むしろますます悪化しているように感じてしまいますが、皆さんの周囲の様子はいかがでしょうか?。
緊急事態宣言で自粛要請をしてからは、夜の繁華街でうろつく人はグッと減り、週末の都心にも人はまばら。通勤電車もずいぶん密集度は減っています。
でも、変ですよねえ?
なのに、感染者数は増えています。オリンピックが延期になったから急に感染者が増えた(隠す必要がなくなった)とか、単純に検査数が増えたから?
どんどん感染しているというよりは、感染者が確認されてきたという方が正しいような気がします。
感染が広がっているとは考えにくいです。もし、感染が広がっているとしたら、外出自粛、休業要請は意味がないということになってしまいます。
それでも、ニュースやワイドショ-では連日、緊急事態宣言の延長だとか言っていますが、そんなに私たちを不安に陥れて何かいいことがあるのでしょうか?最初に思いっきり煽ってしまったので、今更、大丈夫ですよ~。心配要りませんよ~なんてかっこ悪くて言えないんでしょうね。
それにしてももう少し、気持ちが明るくなるニュースを捜して欲しいです。
なんか、テレビで新型コロナウイルスの話をしている人達が支配者で、こっち側の我々は無知な平民なんだから、俺たちの言うことをよく聞けとか言われているような気がしてきて、なんだかすごく嫌な気分になります。。
それに加えてニュースになっているのが医療崩壊。しかし、日本で医療崩壊はあり得ないと思います。本気になると日本の医療業界はすごい実力を持っています。なぜなら、例年インフルエンザの患者数1000万人を、平然とこなせているからです。
インフルエンザの流行する例年に比べたら全然余裕があります。しかも、どういうわけか今年はインフルエンザ患者がめちゃくちゃ少ないです。
対して、新型コロナウイルスの風邪の感染者数は1万人とありますが、実際の患者数はそのうちの90%、このうちの80%が通常の風邪程度の症状という話で、ほとんどが自宅静養ということになるようです。重症者は200名余り、死亡者がやはり200余名という話ですが、退院者数もどんどん増えてきて、1日に1222名が病院をあとにしています。(4月20日)
毎日300~500人の感染者が見つかっているということですが、1000人以上の回復者がいるということは、累計の感染者の数は増えていても、実患者数は着実に減少していますから、あきらかに事態は好転していると言えます。
これで、連休あたりから気温が上がってくると、通常の風邪は一気に勢いを失ってきますから、たぶん新型コロナウイルスも同じ経過をたどるでしょう。
そろそろ先が見えてきた気がします。
それを見据えての緊急事態宣言解除と言うことでしょうが、連休明けに解除すると街中がパニックになりそうなので、すぐには無理かも知れませんね。
どういうかたちで解除になるのでしょうか。
話は飛びますが、新型コロナウイルスとコロナウイルスによる風邪、どう違うのでしょうか。コロナウイルスとは、よくある普通の風邪うちの約20%を占めています。新型コロナウイルスはこれが変異したもので、その遺伝子の90%以上の部分が同一のため、もっとも精度が高いといわれているPCR検査でも通常のコロナウイルスの風邪の人を陽性と認識してしまうことがあるようです。
そうそう、保健所などでは簡単に新型かどうかを確認する方法を紹介しています。
10秒息を止めても何ともなければ新型コロナウイルスじゃないと言うことです。また、味覚異常についても言われますが、麻婆豆腐が辛くないレベルだそうです。
さて、今後の問題はコロナパニック(うつ)です。必要以上に恐がり、人との接触を極端に避けることにより起こる神経症、うつ傾向。それに伴う不眠や自律神経障害です。
もうすでに、外出を極端に恐がってしまっている方がいると思います。世の中のもの全て、人間みんなが新型コロナウイルスに見えてくる。男性よりも女性に起こりやすいと思われます。何しろ、女性は口から生まれてきているので喋らないと病気になります。(半分以上マジです)
もし、この状態が当てはまるなら、電話や他の手段で結構です。積極的に他人とコンタクトを取ってください。お話をしてください。SNSなどの文章ではダメです。気の交流が起こりませんから、効果が上がりません。
最初のうちは、気の知れた方と、そしてそこから拡げていってください。次に少しずつ外出の機会、他人との直接的な接触機会を増やしていってください。
結構こういうのをきっかけに気を患う方が多いので気を付けましょう。
ちなみに、当院にもずいぶんこの傾向にある患者さんがみえはじめております。
最後に、新型コロナウイルスの『感染者』と『患者』の違いについて確認しておきたいと思います。
感染者は、不顕性感染つまりすでに抗体を持っている人や感染しても発症しない人を含めた数字です。患者は、感染している人の中で実際に症状を訴えている人のことです。そして、不顕性感染者は知らずにうつす確率は限りなく低いです。
テレビでは知らずにうつすのが怖いと言っていますが、この不顕性感染の人は罹っていても問題ないという認識から、検査はしておりません。
この判断は正しいと思います。
知らないうちに感染し、そして抗体保持者になる。このパターンが理想です。
恐れるがあまり、ストレスで自ら免疫を下げてしまうと患者になってしまう確率が上がります。不安のストレスは運動不足や不眠よりも何倍も免疫を下げてしまいます。
無謀にならない程度に開き直り、前向きな日々を過ごしましょう。